レポートのファネルの表示数が配信した数より多いことがある
サポートアクションレポートでは、基本的に「配信したユーザーのファネル」上の表示セッション数は「配信しなかったユーザーと効果比較」の配信した対象セッション数より少なくなります。
しかし稀に、以下のように表示セッション数が配信セッション数より多くなることがあります。
これは、サポートアクション配信後にユーザーが一度離脱し、ページをリロードしないまま再訪問した場合に発生します。
具体的な動きとして、サポートアクションのステップがA,Bの2つあった場合、
- ユーザーがサイトを訪問(viewイベントが発火)
- サポートアクションが配信される(rt_sa_deliveryイベントが発火)
- サポートアクションのステップAが表示される(rt_sa_show_componentイベントが発火)
- ユーザーがページを閉じず離脱
- セッションが切れた後、ユーザーが再訪問
- ユーザーが何かしらの操作をしステップBが表示される(rt_sa_show_componentイベントが発火)
というケースが発生した場合、レポート上では表示数は+2されますが、配信数は+1されるだけになります。
これは、2の段階で配信がされており、5以降で(ページが再読み込みされない限り)配信イベントが発火しないためです。