「今後表示させない」ボタンをを表示し、クリックしたユーザーに今後サポートアクションを配信しない
このアンサーでは、サポートアクション内に設置したボタンがクリックされた場合、そのユーザーに今後該当のサポートアクションを表示しなくするための方法を解説します。
サポートアクションでオプトアウトを実施したい場合にご利用ください。
動作イメージ
以下の「クリックしたら二度とこのサポートアクションが配信されません」ボタンをクリックした場合即座にサポートアクションが終了され、以降該当サポートアクションが配信されなくなります。
設定方法
サポートアクション内の設定
任意の箇所にボタンモジュールを設置し、タイプを「スクリプトを実行」とします。
スクリプトの内容は以下を基本に、イベント名(click_nomore_delivery)と値({sa_id: ...})を任意の値に変更してください。
この設定画面のサポートアクションのIDはアドレスバーのURLから「67fdfc125ae726f2645504d3」であることがわかる為、この値をsa_id: xxx部分に記載しています。
krt("send","click_nomore_delivery",{sa_id: "xxx"});// sa_id部分は編集画面の
actionId=xxxの「xxx」部分を記載します
尚、ボタンをクリックしてもサポートアクションを終了したくない場合は、「スクリプト実行後の挙動」を何もしないに設定します。
ボタンのテスト発火
上記のボタンの設定が完了したら、一度サポートアクションを公開し、ボタンをクリックします。
公開の際は一般ユーザーに表示されないよう、IPアドレスやURIアンカーに「#test」をつけるなどしてください。
一度ボタンをクリックすることで上記のスクリプトが発火し、イベントがKARTEに連携されます。
イベントの確認
連携されたイベントを正常に受け取れているかを確認します。
グローバルナビゲーション→Insight→イベントから、上記で設定したイベントを検索します。
反映までは多少のタイムラグがあるため、検索しても出てこない場合は数回ボタンをクリックした後しばらく置いて再度確認してください。
以下の添付画像のようにイベント名の右側に「対応未設定」とある場合、画面右上の3点リーダーから「解析するイベントにする」をクリックします。
解析対象のイベントに指定した後、再度サポートアクションのボタンをクリックしイベントを発火させます。
再度Insightからイベントを検索し、「未計測」などの表示が出ていなければOKです。
セグメントの設定
イベントを元に非配信ユーザーのセグメントを作成します。
グローバルナビゲーション→Insight→セグメントから、新規にセグメントを作成します。
- 期間:すべての期間
- イベント:先ほど確認したイベント
- フィールド:sa_id
- 統計値:直近30件
- 比較条件:完全一致
で先ほどのサポートアクションのID(ボタンの値で指定したsa_id)を設定します。
このセグメントの設定は任意に変更してください。
サポートアクションにセグメントを付与
最初に作成したサポートアクションに戻り、配信対象のセグメントで上記で作成したセグメントを「次に除く」で追加します。
これでボタンをクリックしたユーザーにはイベントが発火しセグメントに入るため、次回以降サポートアクションが表示されなくなります。
動作確認をした上で一般公開をしたら設定は完了です。