Salesforce Service Cloud連携
TalkとSalesforce Service Cloud(以下Service Cloud)を連携することで、Talkでの対応完了時にService Cloudに自動的にケースを作成することができ、問い合わせの一元管理が行えます。
本機能はKARTE Talk Entepriseプランを利用している場合に利用可能です。ご利用をご検討の場合はサポートまでご連絡ください。
設定方法
Service Cloud上での設定
- Salesforce管理者アカウントでSC (or Service)へログイン後、管理者権限で
- [設定] から、[クイック検索] ボックスに「アプリケーション」と入力し、[アプリケーションマネージャ] を選択します。
- [新規接続アプリケーション] をクリックします。
- 下記必須項目の設定を行います。その他の設定は任意です。
- 「API OAuth設定の有効化」にチェック
- コールバックURLに以下を入れてください。
- OAuth範囲を以下に設定
- API を使用してユーザーデータを管理 (api)
- 以下にチェックを入れる
- クライアントログイン情報フローを有効化
- 以上の設定を保存します
- [設定] から、[クイック検索] ボックスに「接続アプリケーション」と入力し、[接続アプリケーションを管理する] を選択します。
- 作成した接続アプリケーションが表示されているので、[編集] をクリックします。
- クライアントログイン情報フローの「別のユーザーとして実行」に、どのユーザーとして実行したいかを指定します。
- 設定するユーザーは、ケースの作成・閲覧権限を持っている必要があります
- 以上の設定を保存します
参考:https://help.salesforce.com/articleView?id=connected_app_create_basics.htm&type=5
Talk上での設定(Salesforce連携設定)
- トーク設定→プラグイン設定→Salesforce連携設定を選択します
- 必要情報を入力します
- ドメイン(ログイン):API認証用のドメインを入力
xxx.my.salesforce.com
- xxxには貴社ドメイン名が入ります
- ドメイン(Lightning):管理画面のドメインを入力
xxx.lightning.force.com
- xxxには貴社ドメイン名が入ります
- コンシューマー鍵
- ServiceCloudの設定画面→接続アプリケーション詳細画面から「コンシューマー鍵」として取得した値を入力
- コンシューマーの秘密
- ServiceCloudの設定画面→接続アプリケーション詳細画面から「コンシューマーの秘密」として取得した値を入力
- ドメイン(ログイン):API認証用のドメインを入力
Talk上での設定(オペレーション自動化)
オペレーション自動化で以下のように設定します
- タイミング
- ステータスが変更された時
- 条件
- チャットステータスが「対応済み」のどれかと一致する
- ※「対応済み」以外の任意のステータスを設定可能です
- チャットステータスが「対応済み」のどれかと一致する
- アクション
- Salesforce: ケースを作成する
- チャットURLを格納するSalesforceの項目名:ServiceCloudのケースでURLを格納したい項目名のAPI名を入力
設定が完了すると、チャット応対時にトーク画面のノートにServiceCloudのケースURLが生成されます。
注意点
- ケースの件名にはケース作成時のタイムスタンプが入ります。
- ケース所有者はServiceCloud内でケース割り当てルールがあればそのルールに依存します。
- ケース割り当てルールがない場合は、Service Cloud上でのアプリケーション登録時に指定したユーザーになります。