RightVoC by KARTE(β) 利用開始時の注意事項
RightVoC by KARTE(β)をご利用する際の注意事項について説明します。
利用サービス
- 本サービスは、「Azure OpenAI」及び「Google Gemini」を利用したサービスとなります。
データ処理の流れ
- 取得
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CSVファイルをアップロードすることで、VoCデータをシステムに取り込みます。
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取り込み時に、全件自動で個人情報のマスキング処理を行います。
- マスキング前のVoCデータはすぐに削除され、マスキング後のVoCデータのみ保持します。
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- 加工
- 生成AI (Azure OpenAI, Google Gemini) を利用して、1でマスキングされたVoCデータを加工します。
- 分析
- 2で加工されたVoCデータの分析を行うことができます。
- VoCの生データ(1でマスキングされたVoCデータ)の閲覧は権限設定が可能です。
- 保管
- 上記のVoCデータは日本リージョンに配置されたデータサーバーに保管されます。
- 削除
- 利用契約の終了後、上記のVoCデータはKARTE利用規約第40条に基づき削除されます。
加工時の生成AI活用への解釈
- 「本プロダクトの運用にあたっては、Microsoft Ireland Operations Limited(アイルランド)ならびにグーグル・クラウド・ジャパン合同会社(日本)がサービス提供する生成AIが稼働し、エンドユーザーの個人データを処理しています。
- 個人情報保護法第28条によれば、外国にある第三者に個人データを提供する場合には、あらかじめ外国にある第三者への提供を認める旨の本人(エンドユーザー)の同意を得なければならないとされていますが、アイルランドは個人情報保護委員会によって「個人の権利利益を保護する上で我が国と同等の水準にあると認められる個人情報の保護に関する制度を有している外国等」に認定されており、「外国」ではないと解されるため、エンドユーザー同意取得の必要はないと判断しております。