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ステップ設定

本記事では、サポートアクションにおけるステップ全体に係る設定確認方法、ならびにステップ間の遷移設定の方法と仕様について記載します。

各種ステップごとの設定方法については、こちらの記事よりご確認ください。

概要

サポートアクションでは、ユーザーへのアクションを「ステップ」というコンポーネントの組み合わせで設定します。

サポートアクションの基本仕様として、アクション内でアクティブなステップは一つのみというものがあります。(同時に複数のステップを操作可能にすることはできません。)

そのため、サポートアクション上での柔軟な表現の実現には、ステップ間の遷移設定が重要となります。

配信条件設定、ならびに各種ステップ設定の下部にステップ遷移の設定項目があります。

ステップ遷移の基本設定

ステップ間で遷移する際の基本設定項目は、下記三要素で構成されます。

1. 遷移先のステップ

条件を満たした際に遷移する先のステップを指定します。

2. ステップ遷移のアクション条件

指定した条件をユーザーが満たした際に1で指定したステップへと遷移します。「秒数経過」「クリック」「コンテキストイベントの発火」「任意のイベント発火」などが指定可能です。ステップの種類によって、設定可能な項目が変動します。詳細は各種ステップのドキュメントを参照ください。

3. アクションの詳細条件

2で指定したアクションの詳細条件を設定します。例えば、2で「秒数経過」を指定した場合、ここでは経過秒数を指定します。

設定例

下記キャプチャのように設定した場合、当該ステップを表示後5秒経過でフローティングボタン1を表示するとなります。

ステップ遷移の応用設定

ターゲット条件を追加

ターゲット条件を追加することで、ステップ遷移のアクション条件を満たしたユーザーを更に絞り込むことが可能です。3点リーダ > ターゲット条件を追加から設定できます。

ターゲット条件として、次の3つが利用可能です。

1. セグメント

遷移させるユーザーをセグメントで絞り込むことができます。設定セグメントは複数指定可能であり、条件には「全てが一致する」「いずれかが一致する」「一致しない」を選択できます。

下記キャプチャのケースでは、当該ステップのコンポーネントをクリックした際に、「はじめての来訪」セグメントに合致するユーザーのみ「ポップアップ1」ステップを表示する設定となります。

2. デバイス

遷移させるユーザーをデバイスで絞り込むことができます。PCの場合とSPの場合で挙動を変えたいケースで簡易に設定できます。

下記の設定では、当該ステップのコンポーネントクリック時、スマホ・タブレットの場合のみ「ポップアップ」ステップを表示させます。

3. ステップ表示

特定のステップの表示有無によって、遷移させるステップを分岐させることができます。

下記の設定では、「フローティングボタン」ステップを表示していないユーザーのみ、当該ステップのクリック時に「ポップアップ」ステップを表示させます。

一回だけ発火する

有効にすることで、条件を満たしたときに、最初の一度だけステップを遷移させる設定ができます。下記の設定の場合、当該ステップではじめて5秒経過したタイミングでのみ「ポップアップ」ステップに遷移します。

複数ステップを設定した際の仕様

遷移先のステップは複数設定することができますが、条件判定は上から順番に実行され、最初に合致した条件でルールが実行されます。

下記の設定の場合、当該ステップのコンポーネントをクリック時、「はじめての来訪」セグメントのユーザーには「ポップアップ」ステップが、それ以外のユーザーには「ポップアップ2」ステップが表示されます。このように複数の条件をうまく組み合わせることで、パーソナライズされた施策を柔軟に設定することができます。

ステップ設定確認

サポートアクション編集画面の左部サイドバーにて、設定中のステップを確認することができます。

1. ステップ一覧

設定中のステップを一覧で確認することができます。編集したいステップをクリックすることでそのステップの設定画面に遷移することができます。

2. ステップフロープレビューの表示

ステップの相関関係を下記のような形式で表示することができます。ステップ遷移が意図通り設定できているか確認することが可能です。

3. 新規ステップ追加

新しいステップを追加することができます。

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