【クリック率向上】対象ユーザーのセグメントを設定しましょう
活用する際の考え方
一つのページに対して、複数のニーズを持ったユーザーが存在している場合があります。
複数ニーズに対し、最適な体験を提供する際に活用するのが「セグメント」になります。
例えば、以下のようなセグメントパターンがあります。
・ユーザーの行動によって、ニーズが違う場合
例えば、同じ「問い合わせページ」でも以下のようなニーズの違いが考えられます。
金融業界の場合
商品に関するページを閲覧 → 問い合わせページに遷移:商品に関する問い合わせがしたい
NISAに関するページを閲覧 → 問い合わせページに遷移:NISAに関する問い合わせがしたい
・ユーザーの属性によって、ニーズが違う場合
例えば、「40代未満」と「40代以上」でニーズが違う場合は以下のような違いが考えられます。
※データ連携ができている場合はこのようなセグメント活用が可能になります。
保険業界の場合
40代未満:加入にあたって具体的に気になるのFAQが知りたい
40代以上:加入にあたって漠然とした不安があるため、気になった時にとりあえず有人対応してほしい
小売業界の場合
40代未満:ネット購入に慣れているため、大きな不安はない
40代以上:ネット購入するにあたって、複数の不安があるため、FAQを知りたい
設定する際のTips
・まずは、大きくセグメントは分ける(2-3個まで)
セグメントを分けすぎても対象ユーザー数が少なくなっていくため、2-3個程度にとどめることをおすすめしております。
・セグメントの分け方がわからない場合は、思いつくセグメントを複数作り、現状分析で差分が出るかを確認する
セグメントをいくつか作成し、ページ詳細レポートやサポートアクションレポートの絞り込みを活用し、違いが出るかをみて、使えそうなセグメントか?をみるという方法もあります。
参考事例
・(証券)セグメント機能を活用し、最適なお声がけを実施し、クリック率が10倍
チャットボット(りらいあデジタル社のバーチャルエージェント®)の声掛けを顧客のつまづきに合わせてパーソナライズすることで、チャットボットのクリック率が10倍になり、顧客の自己解決促進につながりました。
具体的な設定方法
①セグメントを定義する
セグメント機能の概要を把握できます。
業界別によく利用されるセグメントをご用意しております。
※内容によっては、追加設定が必要になります。「ユーザータグ」など
②サポートウィジェット施策の「表示条件」で「セグメント」を設定する
セグメント定義した内容をサポートアクション編集画面で設定します。